2020.06.09
待合室にウイルス感染予防のための光触媒塗装を行いました。
光触媒塗装により、新型コロナウイルス感染予防を発揮し、来院される患者様や業者様、そしてスタッフを守ることに繋がります。
「光触媒」とは、光によって化学反応を起こす物質のことです。
現在実用化されている光触媒は「酸化チタン」のみで、この物質は光に反応して有害物質の分解や抗菌、防汚、消臭などの効果を発揮することが知られています。
光で化学反応を起こした際も、酸化チタン自体が変化することはないため、コーティングが剥がれない限りは効果を発揮し続けるという「半永久性」を備えています。
また、酸化チタンは食品添加物としても利用されており、無害で安全性の高い物質です。
光触媒による抗ウイルスメカニズムの特徴
・光触媒による酸化分解には、分解対象の選択性がないため、ウイルスの種類にかかわらず効果を発揮することが期待されています。ウイルスの突然変異の影響も、ほとんど受けないと考えられています。
・エンベロープを持たないウイルスは、一般的に消毒薬等に対する耐性が高いとされていますが、光触媒はエンベロープの有無に関わらず抗ウイルス効果を発現することが確認されています。
・光触媒による抗ウイルス作用は、光触媒の表面のみで起こります。空気中のウイルスへの効果は、空気中から光触媒表面に接触することにより、ウイルスの不活化作用が働きます。
参考資料 (https://www.piaj.gr.jp/pdf/抗ウイルス説明資料.pdf)
当院では様々な対策に力を入れ、来院される患者様に安全な環境を提供します。